3・技術への想い

Technology

2001年、自分のこだわりが詰まったバットと自分の掌よりも自在に動くグローブを小脇に抱えながら海の向こう側へ。
0.1㌧を軽く超えるような大男達に混じり、ベースボールに野球で挑んだイチロー選手。

2002年、初めてのアジア開催となった日韓W杯で招集を有力視されて悔し涙を流し、
その悔しさを胸に秘め当時欧州トップリーグと讃えられたイタリアへ渡った中村俊輔選手。

私はこの類まれなる、唯一無二の才能を宿したお二人が大好きです。
人間的にもそうですが彼等の共通項に格別の尊敬の念を抱いております。

彼等の唯一無二の共通項。それは技術です。
彼等のキャリアを支えている要素は様々ですが、代名詞的に考えますと技術に尽きると思います。

力は年齢に比例しますが技術自体は劣化しません。

体は衰えるが技術は衰えない (サッカー日本代表に辛口で有名なセルジオ越後氏の言葉)

この言葉は腕(技術)で飯を食っている仕事人の心に響きます。
体力、精神力、視力、判断力、等々語尾にという字が付くものは、人間誰しも年齢と健康状態によって衰えるものです。
衰えのスピードを抑制することはできても、止めることはできません。
ある程度、年齢を重ねた人間においてが減ることはあっても増すことは普通に考えればあり得ません。

ですが技術というものはその手その体に宿すものであり、増すことはあっても減ることは無いと私は考えています。
交渉術、話術、手術、等々が付く言葉は正に自分に宿すものだと考えています。

生半可な技術への追求であれば、その手にその体に宿したつもりで覚えたはずのナンチャッテ技術はすり抜けていきますが、
歯を食いしばりながら踏ん張り、自分の技術の無さに嘆き落胆しながらも前を向き、努力した結晶はいつしか技という華を咲かせます。

勝手に手足が動き、力加減は程良く、動作はより自然に、そして脳内回路は経験も合わさってパターン化され明確に答えを出してくれます。
技術を支える力は衰えようとも、そのもの自体は衰えません。

人の真似からスタートした技術への飽くなき探究

私は小さな頃から人の真似をするのが得意でした。担任の先生や有名人や著名なスポーツ選手。
他人を観察するのが好きな面があるのかもしれません。

「なぜあんな加工の仕方ができるのだろう」
「何でこんな綺麗に仕上がるのだろう」
「どうやればこの形にできるのだろう」

私の頭の中は日々クエスチョンマークで飽和状態。

私は「とりあえず真似をしてみよう」というところから始めてみました。師匠や先輩方の手の動きや体の身のこなし方、
作業中の足の進め方やひいては仕草まで。もちろん真似をするだけでは意味がありませんが、仕事は誰かの真似から始めた方が成長が早いと思います。

そして未だに「真似をする」という癖はあり、

「このやり方は早いし綺麗だな」
「こっちの方が雨漏りしないと思う」
「これは良い収め方だ」

と感じた時は自分の技術に取り込んでいます。

「仕事ができる人間になりたい」と願うこと

「仕事は目で盗むもの」と昔からよく言ったものですが、私くらいの年代になるとさすがにそういうこともなく、
師匠は色々なことを教えてくれました。

仕事ができない人間に、今持っている技術、実力以上の仕事をやらせると無駄が生じやすいもの。
失敗した時の材料自体、その材料費、かなりの時間費やしてやっと終わらせたと思ったら「こんなやり方じゃダメだ」と言われて最初からやり直すその時間。

故に「仕事は目で盗むもの」という昭和の教えはどうせ最初は何もできないのだからとりあえず見てろの裏返しでもあると思います。
ですが私の師匠やお世話になった先輩方は積極的に、触れさせ、考えさせ、実際に作業させてくれました。
彼等のおかげで失敗しながらですがその手に技術を宿すことができたような気がします。

自分の中から滲み出るような「仕事ができる人間になりたい」という想い。その願いに終わりはありません。

これからは次のステージに必要になる技術を宿していきます

今までは現場の仕事の技術習得に命を懸けてきました。
知識、経験、技術と今まで培ったものはこの手と頭の中に確かに宿っています。

それらをネクストステージに活かすため、”職人によるファーストコンタクト、職人による応対、職人による提案、
職人による屋根のリフォーム、職人による万全のアフターフォロー”を旗印にルーフワークスを設立いたしました。

直訳しますと「屋根の仕事」、職人の兄弟の私達らしい会社名だと思います。

次のステージ。それは当社で地域のお客様からご依頼をいただくことから始まり、丹念な現場調査から相場を意識したお見積書作成、
金額と是正ポイントをお互いに確認した後、お打ち合わせ通りの安全で屋根材メーカー支持通りの施工、
何事も無く無事に完工させて、お得な決済方法で滞り無く屋根のリフォームを提供することです。

「こんな会社にしていきたい」と思う創造と革新と少しの忍耐を伴って、我が手に確かに宿る技術を屋根のリフォームを地元川崎のお客様に提供し続けていきます。