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施工例・お客様の声

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小金井市NEWコロニアル→アイジー工業スーパーガルテクトフッ素葺き替え

施工時期 2017年2月
屋根工事㎡数 138㎡
屋根勾配 4.5寸
工期 16日
既存屋根材 NEWコロニアル(アスベスト入り)
新規屋根材 アイジー工業スーパーガルテクトフッ素
受注経路 弊社WEBサイト
工事総額 (消費税込み) ¥2,335,000-(足場架け払い、既存屋根材撤去及び廃棄、新規ルーフィング、各所板金納め、新規屋根材スーパーガルテクトフッ素施工込)
現場調査時

【施工前】

本件は築25年、2階建て、既存屋根材はアスベスト入りのNEWコロニアルであり、お客様のご意向としましては、「コスト面も気になるところですが、太陽光を後付で施工するため、可能な限りメンテフリーで強固な屋根材を選択したい」とのことでした。

お打ち合わせをした感じではメンテフリー>工事コストと受け取りましたので、アスベスト入りのコロニアルを撤去して、ノンアスベストのコロニアルに葺き替えるのではなく、コストは掛かるけれど長期で塗装が不要で修繕やメンテナンスが起こりずらいガルバリウム製屋根材アイジー工業のスーパーガルテクトフッ素を弊社からご提案を差し上げました。

アスベスト入りコロニアルの葺き替え工事におきましては、廃棄コスト面からカバー工法(重ね葺き)を選択されるお客様がいらっしゃいますが、弊社では住宅の将来を考えますとカバー工法はおすすめしておりません。
個人的にはお客様のメリットというよりも、業界、業者側のメリットとして多方面で喧伝されすぎていると考えているからです。

カバー工法というのは読んで字の如く、既存屋根材、既存建材に新規材を覆うことによって、既存材の撤去と廃棄コストをショートカットするというのが目的なのですが、建材によって違うところはあるにせよ、屋根においてのカバー工法というのは実際にお見積を差し上げても、お客様が想像している以上には安価にならないことが多く、コスト圧縮が目的で選択するという名目上、そのコスト面のメリットと同時にデメリットも引き受けてしまうと思っています。

簡単にお伝えしますと、葺き替え時に既存屋根材の撤去と廃棄が必要がないことは事実ですが、それは新規屋根材で覆っているのみであり、実際には屋根に載せたままなわけです。
未来永劫、その住宅が取り壊されることがないような文化財等であれば、その撤去と廃棄コストは長年に渡って先延ばしされることになるのは想像に難くないと思いますが、形あるものはいずれ壊れるものであり、住宅という人間が住むことに特化されている建築物であれば、数十年先には取り壊されることは明白だと思います。

個人的にはカバー工法、重ね葺きというのは、既存屋根材の撤去と廃棄コストの延命であり、その時代の家主の次世代に解体コストは引き継がれることを考慮すれば、現時点では比較して安価なだけであり、住宅の一生を終えるその時ということであれば、二重に屋根材が施工されている関係上、解体コストは撤去費、廃棄費共に割高になるのは間違いございません。

 

現場調査時

屋根材には排気口やジャンプ台があり、本谷も上屋、下屋合わせて3箇所、総屋根面数15面以上でかなり複雑な屋根です。

現場調査時

既存屋根材は汚れてはいるものの、破損等は確認されず、築年数を考慮しても良い状態でした。

現場調査時

本件は大手ハウスメーカー施工の軽量鉄骨のプレハブ造住宅です。

大手ハウスメーカーのOB客(既存客、顧客)は建てたところでリフォームや改修工事を行うものだと考えていると思いますが、個人的にはその思い込み自体が囲い込みを生んでいると感じております。

当然、仕様も構造も使用材も全て把握しているハウスメーカーへのリフォーム発注はメリットが多分にありますが、経験上コストはかなり高いです。

現場調査時

お客様には敢えてお聴きしませんでしたが、多分この屋根は一回屋根の再塗装をしていると思われます。

経験上、どんなに丁寧に塗装をしたとしても、屋根の再塗装は10年も保たないと思います

既存屋根材撤去

【施工中】

既存屋根材撤去後に新規ルーフィングを敷き込みます。
本件に使用したルーフィングはTAJIMAルーフィングのPカラーEX+です。

 

既存屋根材撤去

今回の葺き替え工事は、既存屋根材を撤去後に新規ルーフィング敷き込みということで、野地板増し貼りはせずに、ルーフィング敷き込み後に屋根材の荷揚げをして、その後新規屋根材スーパーガルテクトフッ素を施工することにいたしました。

 

小屋裏確認

野地板の増し貼りはスキップという本工事の性質上、既存野地板の状態は小屋裏から確認済みです。
表面は目視、触診できないまでも、野地板の状況を確認するのみであれば、小屋裏に侵入して目視と触診で十分だと思います。

下屋ルーフィング

上屋に続き、下屋も新規ルーフィングを重ね貼りしていきます。

板金取付

ルーフィング→新規屋根材スーパーガルテクト荷揚げ→その後に各所の板金を取り付けて、本体の施工の準備をしていきます。

本谷重ね部コーキング

板金は定尺ですので、重なり部には必ずコーキングを塗布して取り付けていきます。

本谷部施工

本体施工に取り掛かります。

本谷部の本体の端部を画像のように本谷に納まるようにカットして、裏側の断熱材を適切に撤去して…

本谷部施工

こんな感じに端部を加工して…

本谷部施工

このように納めていきます。

屋根工事というのは屋根材を軒先側から本棟へ葺き上げていくことで、屋根面全てに屋根材を敷き詰めていく、こんなイメージですとわかりやすいと思います。

平部施工

平部はカバー工法ではないので、スクリュー釘で屋根垂木毎+補助で垂木間に留め付けていきます。

軒先側には1尺5寸(約455mm)間隔で雪止金具を2,3段で千鳥で取付。

雪止金具取付

雪の荷重を考慮して、雪止金具取付のみビスで締め付けました。

 

隅棟部

隅棟部は差し棟仕様を採用いたしました。

棟包仕様よりも雨仕舞がよく、仕上がりのスッキリさ、綺麗さにも必ず差が出ると思います。

棟包仕様は屋根がゴツく感じるイメージですが、私は断然屋根のスッキリさを追求したい派です(笑)

隅棟の角度に合わせてスーパーガルテクトの端部をカット、屋根面の隣同士を葺き上げたら差し棟を取り付けていきます。
捨てコーキングを忘れずに…

隅棟部

上下段の隙間に文字とおり差すイメージでスッと差し入れます。
うーん、カッコイイ。

棟周り

軒先から本棟へ葺き上げて、棟周りまで到達すると屋根面1つの施工が終わります。

弊社は昨今、棟包板金の下地にはタフモックという樹脂製の下地を採用しています。
木材は加工しやすく重宝するのですが、外装においてはどうしても腐る可能性があります。

ちょっとお高めなのですが、こういったところをケチるとメンテフリーというのは、真の意味において実現できないのでは?

棟周り

タフモックの上に更にルーフィングを幅切りして敷き込みます。

これは何故かと言いますと、板金という性質上、包まれていて見えないその中では結露が起こるためです。

タフモックを採用しているので問題はありませんが、木下地を採用していた時の名残りと癖であり、結露の水分さえも浸水させたくないという、弊社の意気込みと認識していただけますと嬉しいです。

完成

【施工後】

屋根面全てスーパーガルテクトフッ素を葺き上げて、各所を板金で納めてやっと完成です。

屋根面全体に太陽光が施工されていますが、本件は太陽光ありきの案件であり、先に太陽光業者が決定されていて屋根工事のみ弊社ルーフワークス合同会社に発注していただきました。

完成

この太陽光パネルの施工においては、通常はパネルの架台を施工する際に必ず屋根面に穴を開けて取付しなければならなかったのですが、その取付るための穴が一切必要なく太陽光パネルを敷設できる優れもの。

リンクまでは貼りませんが、[シンプル・レイ オルテナジー]でググってみてください。

噂や話はお聴きしておりましたが、実際に間近で見るのは初めてでした。
太陽光業者というのは、屋根工事には精通していない業者が多く、太陽光に特化している業者が多数を占めていますので、施工後の雨漏りの問題が業界でもニュースでも一時期話題になっていましたが、このシンプル・レイ工法を採用した太陽光パネル敷設であれば一切穴を開けずに施工できるわけですから、雨漏りの心配は一切ないと屋根職人の私もおすすめです。

トップライト(天窓)

トップライトはフィックスタイプではなく、手動の開閉式でしたのでそのまま流用。
開閉式の場合は室内の暑い空気を外に出せるので、廃止はせずに残しました。

フィックスタイプの場合は、ただの室内における明り取りなので、屋根の改修工事がある場合は廃止かトップライトを新しいものに交換することをおすすめしております。

排気口

排気口もそのまま流用。

ジャンプ台

ジャンプ台の側面はコロニアルで施工されていましたが、今回はサイディングを施工してみました。

下屋納まり

下屋は流れがない割には面数が多く、板金スタッフには頭が上がらないです(汗)

大変な苦労が報われる時、それはお客様からいただく「綺麗に仕上がったね〜」の一言です。

私達はプロの職人ですから工事の対価としてのお金も大事ですが、人間と人間が縁あって出会い、信用をしてくれて仕事を任していただける、信用をいただいた人間はその方の期待や信頼を絶対に裏切ることなく、想像以上に綺麗に仕上げなければ私達のような職種の存在意義はありません。

下屋納め

壁側は既存雨押を納まり上、完全には流用できないため雨押を新設いたしました。

壁側はシール処理になっていますが、万が一経年劣化でシールが切れたとしても、壁面に当たり、上から下に流れてくる雨水が切れ目に浸水したとしても、屋根材に抜けるように施工しているため、どうやっても理論上雨漏りは起こりえません。

外壁シールと塗装

本件は先述のとおり太陽光は他社、屋根工事のみ弊社という分離発注方式でしたが、屋根工事が終わる頃にお客様から「外壁のシールと塗装もしたいんだけど、ルーフワークスさんで対応できますか?」とのご依頼をいただきましたので、弊社のパートナーを今回はご紹介させていただきました。

ご契約時にお申し出、ご依頼いただければ弊社にて外装工事一式を請け負わせていただきますが、屋根工事が終わっている事と、「ルーフワークス合同会社は屋根専門です!」と謳っている関係上、途中でのご依頼はさすがに専門業者ではないため、ご紹介までとさせていただきました。

お客様には施工前のお打ち合わせ、ご提案、施工中、施工後の仕上がりを全て含め、大変なお褒めの言葉を頂戴いたしました。

「お客様の満足のために私達は存在する」

やはりこれでしょうね。

お客様の声

弊社は”お客様の声”コンテンツを作成する際に、オンライン上で完結するアンケートを採用しておりますが、本件に関しましては弊社のミスによりオンライン上のアンケートが文字化けしており、記載できる状態ではありませんので割愛させていただきました。

お客様には大変申し訳ありませんが、ご容赦くださいませ。