ルーフワークス > ブログ > 社長日記 > 皆様へ2018年末

ブログ

Blog

皆様へ2018年末

弊社ルーフワークス合同会社は、某老舗屋根施工店で修行を終えた私と弟が共に独立、個人事業化した後に、2014年6月に法人化した屋根工事会社です。

法人化して第1期目は個人事業と法人事業の経営の違いに戸惑い、期を通して勉強不足を痛感、結果大赤字の決算で税理士の先生に「社長、来期は頑張らないと」と窘められる始末で、吹けば飛ぶような超零細の社長としては、何ともほろ苦く悔しいデビュー戦でした。

そもそも法人化したいという自分の欲求はなく、また事業の展開的にも必須な環境でもありませんでしたし、重ねて売上高的にも法人化した場合のメリットよりデメリットが上回る想定もある状況でしたので、その頃の様々な変化や事由によって仕方なく押し出されたような感もありました。

第1期を終えて、「これは今までのようにしていたら完膚無きまで負けるな」と心底感じ、「目先も大切だけど1年スパンで物事を考えたり決めるのではなく、取り敢えず5年後を目指して行こう、5年後に成長していたら10年後を」と完璧に頭を切り替えました。

第1期目で大赤字であれば、当然のこと目先の売上や利益は大事なのですが、「1年単位で経営していくと、どうしてもその場しのぎで物事を軽く考えて、その時の仕事やお金に惑わされるのではないか」と判断し、より遠く先の未来を思い描いて、「なりたい自分、こういう会社にしたい、こんな夢を持って頑張りたい」とまるで小学生の頃に戻ったような思考にしてみました。

夢やゴール、目標を設定すると実は本気でやれる子で(笑)、人間はそういった光を追いかけて生きていった方が楽しく頑張れるものです。

剣道をやっていた時、サッカーをやっていた時、受験勉強の時、いつも目標を持って頑張っていた頃を思い出したような気がしました。

法人化直前の状況としてはメインの取引先が事業の方向性を変えたりと、自分の無力さや歯痒さを覚えていた頃であり、このまま低いところで安定しても何の意味もない、何の面白みもない、そんな気持ちが頭を駆け巡っていました。

低いところでの安定は、ちょっとしたことでも不安定になりがちで、そこから更に下降して墜落だってありえます。

小さな工事屋の取引先はいわゆる下請が当たり前、先ずはここの”当たり前”から脱却することを決意、それであれば個人事業というわけにはいかず、様々な可能性がより広がる法人化へと舵を切ることにしたのです。

思い込みというのは大変怖いもので、チャレンジもしていないのに自分自身で勝手に未来を決め付けて、どんどんとダメな方に思考がいく事が多いです。

元々がポジティブ思考ではないため、一つ心配な事案が生じるとついつい気持ちや考え方も後ろ向きになり、自分の実力の無さやダメなところばかり自身で責めるようになりました。

下請というある意味インフラを失った自分としては、仕事上で考えるとその時点で失うものは何もありませんでしたので、それならとことん思い付くものをポジティブに進め、自分で仕事を生み出そうと考えました。

そうした考え方になると必要なものは増えますし、やはり経営自体にコストがかかるもので、それが丸々決算に反映されて大赤字、簡単に言うと負の結果の理由はそのようなものですが、税理士の先生に窘められた後に私は「先生大丈夫です。大赤字はその通りなのですが、これは来期への投資分です。当期で結果が出せるほど、私は経営者として実力もないですし、そこまで有能な人間ではありません。だけど種を蒔き今期仕込んだものが来期中に花を咲かせられるように、日々頑張れば結果は出ると思います。」と大赤字にした挙句に生意気にもそう返しました。

そうこうして現在は第5期目突入、第3クォーターを迎えて順調にお仕事をいただいております。

第1期は大赤字、第2期で蒔いた種は小さな花を咲かせ、第3期で少し立派な果実を実らせ、第4期で私なりの身の丈にあった大輪の花を咲かせました。

取引先はメインを決めず、幅を広げて今現在増えてますし、大赤字の一つの素でもあったWEBサイトは現在弊社になくてはならない唯一の営業職に成長、施工体制も広がり多数の職人にお手伝いいただけるような会社に成長しました。

本当にありがたく、嬉しく、感謝以外のなにものでもありません。

お取引先様、弊社に直接工事依頼をしてくださったお客様、仲間の職人、先輩、後輩、そしていつも私を支えてくれる妻、子供達、母、重ねて私の盟友でありビジネスパートナーである弟の大樹、本当に、本当にありがとうございます。

未だに自分が社長と呼ばれてもしっくりきませんが、ここまで経営者として会社の舵取りをしていますと、やはり根性や胆力や気合いって古臭くなく、大事なんだと思い知らされることが多いです。

付いてきてくれる皆んなにそういったことを強いることはないのですが、社長って最後はそこなんじゃないのかなぁって考えています。

下がらず怯まず諦めず、弱みを見せず、そしていつも前を向いて遠くを見ながら皆んなで楽しく歩いたり走ったり、あやふやですが私はそんな会社の代表でいたいなぁと感じています。

目指すところは付いてきてくれる皆んなを少し幸せにできる会社、ガッツリと共に歩んでくれる人に対しては超絶幸せにしてあげられる、そんな会社で自分でいたいと思っています。

負けず嫌いが代名詞、誰かにどこかに勝ちたいとは思いませんが、絶対に負けたくはありません。

驕らず身の丈のまま、だけどその身の丈が少しづつ伸びていけたら、もうそれで他は望みません。

自分のことは自分がよく知っていますから、多くは望みません。

ちょっとづつ、少しづつ、自分のペースでおじさんの成長はまだまだ続きます(笑)

最新の自分が最高の自分でいられるように、日々勉強、ですよね。