ルーフワークス > ブログ > 屋根のリフォーム・葺き替え・修理の知識 > 私なら屋根の修理・葺き替え・リフォーム業者をこうして選ぶ!

ブログ

Blog

私なら屋根の修理・葺き替え・リフォーム業者をこうして選ぶ!

少し前に私個人のFacebookにおいてこんな話がありました。

「私は南(私)さんと知り合いだからいいですけど、そうでなければ屋根のメンテナンスの仕方や適切な時期や掛るコストなんて全くわかりませんでしたよ。というか屋根ってメンテナンスしないとダメな事自体知りませんでした。」と。

この話がなぜ出たのかと言いますと、昨今リフォーム業界には様々な業界の新規参入がありまして、その情報が報道された時にFacebookにおいてリンク付きで投稿したことがきっかけ。
例えば家電量販店系やショッピングモールなんかもそうなのですが、こういうところに発注する方々の気持ちが業界内にいる私としましてはどうしても理解ができなかったわけです。
プロの職人の私としましては「???」だらけ。

続けてその方が言うには「近しい友人等が建築関係の仕事をしていれば別ですが、そういう伝手がない私みたいな人間は、例えばホームセンターのリフォーム窓口を『ああ、こんなところでこういうのあるんだな』と憶えてるものなんですよ。自宅に雨漏りが生じました→そうだ!あそこのホームセンターにリフォーム窓口があった!と何かのついでに気付いて憶えていることって、忙しい現代人にとっては楽なんじゃないですかね。最近は家電量販店にもリフォーム窓口みたいなところがありますけれどそれと同様で。」と。

た、確かに、そう言われればそうかもしれません(汗)
これは反論できないですね。
大変貴重なご意見をいただいたと思いました。

私自身プロの屋根屋さんですが、東京や横浜や川崎に存在する業者で、屋根の修理や葺き替えやリフォームをしなければならなくったとしたらどうするだろうか?

そのような経験を踏まえて屋根工事施工会社社長ではありますが、その経験や知識を持ったままお客様目線で少し考えてみました。
この考察の前提として…

①自分、自社では施工できない。

②東京や横浜や川崎で屋根の葺き替えやリフォームを業務として行っている会社や個人事業主に知り合いは多いですが、そういった関係を考慮せずネット上で誰でも取得できる情報から業者を選ぶ。

③先ずは金額の高い安いは考慮せず(見積もりを取らないとわかりませんし)、信頼が置けそうでしっかり工事を全うしてくれそうな会社を選定する。

④チラシや実店舗ではなくあくまでWEB上で業者を選択する。

先ずはGoogle、yahooで検索スタート。

例えとして私が東京、川崎、横浜近辺で屋根の葺き替え、リフォームをやってもらいたいといたしましょう。
屋根葺き替えでGoogle検索すると1ページ目はこのような感じ。

スクリーンショット 2015-08-30 10.52.32

うーん…いっぱいあり過ぎて選べません。
ということでこれをどうにか取捨選択していきます。

私なら様々考慮して屋根専門業者であるのが前提、発注するその会社に直接施行能力があるところを選びたいです。
所謂下請け業者を使う元請業者はパス。
それであれば話は早い。
先ずはGoogleやYhaoo検索において広告を出しているところは真っ先にバッサリと切ります。
私ならオーガニック検索(広告以外の検索結果)で今風なサイトデザインでコンテンツが確り更新(お客様が知りたい情報等)されていて、価格についても総額だったり以前施工した過去例ではなくザックリでもいいので屋根の葺き替えやリフォームに関する各項目の価格が記載していて、実在の会社代表やスタッフの顔が多く出ているWEBサイトを数ページに渡って検索し続けます(3ページくらいまで)。

スクリーンショット_2015-08-30_10_52_32

第一に何故広告を打っている業者を外すのかというと、ほとんどが屋根のリフォームのポータルサイトだからであり、集客サイトだからです。
その証拠にサイト内の会社概要を見れば、それらサイトの運営会社は建築とは無縁のホームページ制作・運営管理会社だったり、ポータルサイト運営会社だったり、経営コンサルティング業務が主力業務の会社なのが多いです。
そういったサイトにおいて稀に代表者の画像が乗っているところもありますが、その画像でGoogle検索しますと、何か色々な商売をされているようで「私は屋根の葺き替えやリフォームをしてもらいたいんだけど」と感じてしまいます。
何故、専門業者がいいのかは下記のリンクから。

屋根のリフォーム・葺き替え!どこに頼むと吉?ハウスメーカー編。

屋根のリフォーム・葺き替え!どこに頼むと吉?町の工務店編。

屋根のリフォーム・葺き替え!どこに頼むと吉?屋根専門業者編。

この辺は好みやお客様の意向で分かれるとは思いますが、前提として業界の内部を知る者として屋根専門業者に葺き替えやリフォームを発注したいので、手数料を取ってあとは下請け会社さんよろしく!という集客サイト系は真っ先にバッサリと切り捨てますね。

広告を出稿している業者の中には少数ながら専門業者もありますし、列記とした屋根施工関係の団体に所属していたり、会社やスタッフが所持する資格関係もコンプリートしていて自社に施工能力がある会社もあるのは事実です。
実際に私の経営者仲間にも時期やタイミングを考えてGoogleやYahooに広告を出している会社もありますしね。
この場合の出稿する時期やタイミングというのは、入梅時前や夏の台風シーズン後、冬場の降雪に備えて雪止め取り付け工事の受注が見込めるような場合等々です。
そのような広告の打ち方は結果として自社サイトのセッションも多くなり、狙っているキーワードにおいてページランクが上がるというおまけも付いてきますし、様々な面で費用対効果が望めそうな時期やタイミングであればリスティング広告ももちろんアリだと思います。

ですがこれは業者側の戦略上メリットがあるだけで(消費者側が見つけやすいとも取れますが)、一年中、年がら年中ネットで広告を打ち続けるのは受注窓口がネット上でしかない証拠であり、安くはない広告料を一年中払い続けられるって私に近しい同業会社で考えるとその広告費ってどこから出るの?って思ってしまうのですよね。
もちろん営業のための広告宣伝費になるので、工事価格に転嫁されるのは言うまでもありませんし、ましてや芸能人の方がご出演ともなると、個人的には頭がクラクラしてきます。

個人的にはリスティング広告を打たなくても、自社サイト内でユーザーの身になった記事コンテンツを専門的にライトすれば自然にページランクは上がると思いますし、一足飛びに広告費を使って目に止まらせるようなことをしなくてもじゅうぶん集客は可能なはずです。

弊社にも…
「当社は屋根のリフォーム専門サイトでして、御社近辺で発生したお仕事があった場合のために登録していただけませんか?」といった電話が多いですが、「いえ結構です。」と電話を切ってしまいます。
そういったサイトには「当サイトの業者は厳正な審査をして登録した業者のみです。」等々書かれていますが、そんな厳正な審査を実際にしたら協力業者は集まりませんし、いいところ前期、前々期の決算を見たり、その期間のリフォーム受注数を見るくらいですしね。
元々が建築業ではないIT界隈の運営でどういった点でその業者の良し悪しを見て、登録業者としての合格不合格のふるいをするのでしょうか。
個人的には疑問です。

実際に施工する会社を探しているならば広告よりもオーガニック検索で取捨選択を。

「私は実際にウチの屋根を施工してくれる会社に頼みたいわ。」
「僕は施工してくれるスタッフさんと最初から直にやり取りしたいな。」
と思う方々は、オーガニック検索から業者をお探しになることをおすすめいたします。
しかもお住いから近い地域に存在している業者がベストでしょう。

所謂集客サイトを避けたいという方々は下記のまとめを頭に入れておいてください。

①サイト内に「施工スタッフ、職人募集」ではなく「パートナー会社募集!」とか「協力会社募集!」といったページがある。

②◯◯サポート協会というのは屋根業界とは何ら関係ありません。

③会社概要ページの業務内容が建築とは何ら関係なく、ホームページ作成等々、やはりIT事業者が運営しているサイトだと思います。

④サイト内の代表者の顔や施工スタッフの顔が全く載ってなく、サイト内の人間の画像が無料素材(ストックフォト)だらけ。

⑤会社概要ページのサイト運営会社名でGoogle検索すると、様々な商売をされているのがわかります(例:ルーフワークスで検索→ダイエット関係の商材を取り扱っている等々)。

広告を出している会社、集客サイト等はダメだということではありませんし、タイトルとおり「私ならこんな選び方をする」ということです。
全面主観的でWEB上限定の選定方法です。

絶対に失敗したくない!と思う方にはこんな業者の選び方があります。

屋根工事は屋根屋さんが行うものですが、業種的に瓦屋さんか板金屋さんの2つに分かれます。
昨今はそのカテゴリーもあってないようなもので板金屋でも瓦工事をできる人も多数いますし、その逆もしかりです。
もちろんカラーベスト・コロニアル・ガルバリウム鋼鈑の屋根材も施工できますし、屋根仕事といえば瓦屋か板金屋が一般的です。
瓦屋にも板金屋にも一般社団法人がありまして、こちらの会員になっている会社であれば金額の違いは多少なりありますが、相場を意識した確りとした仕事をしてくれるはずですよ。

一般社団法人日本建築板金協会

一般社団法人全日本瓦工事業連盟

上記リンクの加盟店であれば日本国内最大組織ですので、問題なく何でもできると思います。
ただサイト内の会員名簿を見ても住所と電話番号のみで、WEBサイトがあるのかないのかもわかりませんし、すごく不便ですよね。
我が業界はこういった小さなところから見直していかないとこの先もずっと新規参入の業界にシェアを奪われていきます。
先輩方、もう少し異業種のいいところをお勉強しませんか。

ちなみに弊社は加盟しておりません(汗)
周りの方々には言われるのですがそういうの苦手ですし、昔から”出る杭は打たれる”って言いますよね。

参考にしてみてください。